【☆必見☆】網入りガラスにシートを貼る場合は要注意!ひび割れを防ぐ貼り方

こんにちは。 
広報デザインDOORSです!

つい最近、お客様からウィンドウサインのご依頼がありました。
駅前のテナントビルで飲食店を経営される方だったのですが
入り口ドア以外は全て網入りガラスで、ちょっとレトロ感があるウィンドウでした。

開閉しないFIX窓です。

その雰囲気がお店とあっていないので、ガラス全面にシートを貼って隠してほしいとの依頼だったのですが、
結果的に私はこのご依頼をお断りするしかありませんでした。

ガーン

この記事では網入りガラスにシート貼りする際の注意点を解説していきます!
このことを知らない看板屋さんも少なからずいるので、お店の方も知識を持って自身のお店を守りましょう!

また、DIYで網入りガラスにシートを貼るときにも参考にしてくださいね!

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網入りガラスとは

まず、網入りガラスとはこんなものです。

名前の通り、ガラスの中に鉄製の網が入っています。

大前提として、シートはカッティングシート・インクジェットシート共通でツルツルした面にしか施工できません。網入りガラスや、すりガラスの凸凹面には貼り付けできないのでご注意ください。

なぜ網入りガラスに貼れないのか

結論を先に書いてしまうと、網入りガラスに貼れない理由はガラスが割れてしまうからです

正確に言えばヒビが入る

こんな感じです↓

またシートが大きくずれたりシワになったりします。

これ↑はカッティングシートではなく、インクジェット(シール状の塩ビシートに印刷・ラミネートしたもの)だったのでシートもずれるわ、ラミネートもずれるわ、その影響で中のインクまでとれるわで、集客には完全にマイナスなサイン(看板)になってしまっていました。

厄介なのはこの問題が起きるのは、貼り付け直後ではなく1年2年後だということ。

環境によっては数ヶ月以内に起きることもありますが、何年も後になってしまうと、施工業者と連絡が取れなくなっていたり、保証の範囲外だと言われてしまったりしかねません。

理由・原因

この問題が起きる理由は、ガラスとシートの伸び縮みの差にあります。

シートは塩化ビニルでできているので、暑ければ伸びて、寒ければ縮みます。
これは容易に想像できると思うのですが、

実はガラスも目には分かりませんが伸び縮みします。

網入りでない通常のガラスであれば、貼り付けしたシートと一緒に暑ければ伸び、寒ければ縮むので問題ありません。
しかし、網入りガラスではガラスの中に異物(この場合は網)が入っているので伸び縮みできないのです。

この時に歪みが溜まり結果ガラスが割れたり、シートがガラスから剥がれてシワシワになってしまう。という事態が起こります。

網入りガラスは熱割れに弱い。はよく聞く話ですよね

貼れる場合もあります

では、網入りガラスでは諦めるしかないのか?

そんなことはありません!

網入りガラスでも貼れる場合はあります。

全面貼りすると割れやすいのでラインを貼ったり、文字を貼るぐらいなら影響はないでしょう。

また、基本的に直射日光があたる場所が気温の差が大きくなりその分、収縮の幅も大きくなるので割れやすいです。

北面にあるガラスや、ビル内で直射日光が当たらない、前に大きい建物や庇があり、日陰になっていることがほとんど。などの場合には当社の経験上、全面貼りも問題ないです。

こんな方法もあります

南面で、網入りガラスで、直射日光も当たる・・・

でも、大きく表示したい。。そんな時はガラスは諦めて、タペストリーやテントという手もあります。

キッチンカーでよく見ますね

看板材料というのは星の数ほどあり、使い方も一通りではありません。
取り付け方法も何通りもあり、その場所にあった最善の方法を提案し、
工夫次第で大抵の問題は解決できます。

諦めなくても自分のお店の場合はどうなのか?
疑問に思うことがあればご相談ください。


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Keiko Hasegawa
広報デザインDOORS 代表
二級建築士・屋外広告士・建築CAD技術者一級・福祉住環境コーディネーター

建築専門学校卒業後、看板・店舗設計の工務店にてデザインと施工に携わる。
独立後はWebページの制作を始め、紙媒体の印刷デザイン・看板工事まで行いスタートアップから丸っとお手伝いします!

”誰でも扱いやすく分かりやすい”をモットーに常にWIN -WINの関係を目指し設計しています!

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