このブログはカッティングシートの剥がれに悩む方におすすめです!
対策は超簡単!触らないだけ!ほとんどの人が間違えているのはその期間です・・
スポーツショップに行くとカッティングシートで作られた切文字のステッカーが売られていますよね。
こういうものです。文字だけでなく、ブランドロゴマークなんかも。好きなものを貼ってカスタマイズするのはなかなか楽しいものです。
大きいサイズでなければ上手に貼るのはそこまで難しい話ではないのではないでしょうか?
少し検索すればたくさんの解説動画も出てきます。
ただ、貼り付けた後!その後の扱いについて説明しているものは少ないようなのでカッティングシート屋さんとして解説しておきます。
カッティングシートっていうのは中川ケミカルという会社が商標登録している製品名ですが、今では装飾用のシートとして一般的に浸透しています。
バンドエイドがジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社の商標だけど絆創膏のことをバンドエイドとして呼ぶのが一般社会に浸透しているように。
なのでこのブログでもカッティングシートを装飾用フィルムの総称として書いていきます。
細かい文字が剥がれる?
これは知恵袋なんかでもたまに見かける質問です。対策としてクリアのシートを貼るとかスプレー式のニスを吹きかけるなどが提案されていますが、実はこの問題は(まともな)看板屋が作ったステッカーなら発生しない問題なのです。
理由は簡単!
使っているシートが違う!
カッティングシートは屋内用なんて説明されているサイトも見かけましたがそんなことはありません。屋外OKです!(屋内専用もあるのでご注意を)
そしてシートも他の多くと同じようにピンキリです。だいたいは安かろう悪かろうです。
安いものは硬くて分厚いものが多いです。ペラッペラのが安いわけではありません。硬くて柔軟性がなく、剥がれやすいのは分厚いものが多いです。
使用用途によりますが少なくとも細かい文字、ロゴには向いていません。
3Mは間違いないですがその他たくさんのメーカーがあります。選べる場合はなるべく薄くて柔らかそうなものを選びましょう。
そもそも劣化したシートを使っている
ステッカーって意外と高いですよね。
ブランド物は使用料とかあるんだろうなと想像できますが、そうでないものも葉書サイズで1000円~2000円とかします。
ステッカーを作るためのカッティングシートはホームセンターなどではA4など定型サイズで売っていることが多いですが、私たち業者はロールで仕入れます。
ロールは1000幅10M 巻が多いです。
1000mm幅の10Mだからハガキサイズのステッカーなら・・?
・・めちゃくちゃたくさんできますね!
ステッカー製造企業ならともかくステッカーも!作ってます。というスタンスの企業ならカラーのシートは余っいくんですよね、端材が。
それをステッカーとして売ろうというわけ。
そのこと自体はいいのですが、古い材料を使っている場合やいつまでもお店で売れ残っていた製品は粘着が弱くなっていたり、固く柔軟性がなくなっていたりします。
貼った後は触らない
空気が入らないように貼るのはもちろんなのですが、いい材料を使った優良なシートでも貼ってすぐは細かい部分には触らないようにしましょう。
指先で体温を与えながら優しく抑えるのみです。
これが剥がれない対策です。これだけです。
それでも剥がれる・・というかたはもともと粗悪シートなのかもしくは、
触らないでいるべき期間を間違えています!
2週間ぐらい触らないでください。指一本触れるな!という訳ではありません。
拭き掃除などはしないでください。
雨などはちゃんとし材料を使ったシートであれば全く問題ありません。
そうすればきっちり張り付いて、2・3年は余裕で持ちます。
先に紹介したクリアシートを貼る方法はそのクリアシートが剥がれてきたりクリアは紫外線によって黄ばんでくるので望むような美しい仕上がりが持続しません。
クリアニスも同じです。良い品質のものを使えば黄ばみもマシでしょうがそれなら最初から良い材料を使ったシートを貼った方が綺麗に仕上がり、コストも安くすみそうですよね。
広報デザインDOORSではオリジナルカッティングシートを看板屋品質で制作いたします。
屋外OK!雨風OK!車OK!台風も嵐にも耐えます。
※強力粘着のため頻繁に張り替えたい方には向いていません。